本日は人工大理石(人大)の曲げ加工を紹介します


今回は前垂れの曲げ加工です
通常のカウンター天板等は、天板に前垂れと呼ばれる部材を接着し
見える部分に厚みを持たせていきます

↑この部分ですね
直線なら何も問題ないのですがRがかかっている天板だと前垂れが曲がらず
接着ができないのです(ゆるいRならできますけどね)
そんな時に役に立つのが曲げ加工です!
人大は熱をかけ続けると柔らかくなり、型に入れて
成型する事ができるのです!
ではまずは型を作っていきます
今回の天板は400R、人大の厚みが10mmですので、凸型が390R、凹型が400Rに
なるように型をつくります
NCルーターという機械で

正確にRをとっていきます
この部材は凹型の部材です
長くなりそうなので割愛しますが、組み上げた凹型です
R部材をビスで止めて、曲げベニヤをはります
注意するのは曲げベニヤの厚みを足して400RになるようにR部材を取ることですね
同じように凸型です
これで型が完成しました
次回型を使って実際に曲げていきます!